三谷幸喜×田中圭「おい、太宰」7月11日から映画館で公開 劇場版限定“もう一つのエンディング”も
2025年6月30日 06:00

三谷幸喜がオリジナル脚本を手掛け、自ら監督を務める「三谷幸喜『おい、太宰』劇場版」の劇場公開が決定した。“完全ワンシーンワンカット”シリーズの新作第3弾としてWOWOWで放送された本作が、7月11日から全国約170の映画館で上映される。
海辺を舞台に、太宰治を敬愛する平凡な男が時代を超えて奮闘するタイムスリップコメディ。足場の悪い浜辺、ドローン撮影などさまざまなハードルがある中、約100分間一度もカメラが止まらないという極限の緊張感の中で撮影された。田中圭が主演を務め、小池栄子、宮澤エマ、梶原善、松山ケンイチが共演する。
三谷監督は「どれだけ止めずに100分撮るかで苦労しましたが、見ている時にはワンシーンワンカットと気付かれないのが成功だと思います。ワンシーンワンカットだからこそ見られる生身の彼らを見てほしいです。シリーズ3作目にしてやっとやりたいことが完璧にできたと思います」と手応えを噛みしめている。
本シリーズの大ファンでもあり主演を務めた田中は「2時間その世界に没入していける、お芝居する上での”贅沢さ”を感じました」とワンシーンワンカットならではの醍醐味を熱く語る。太宰治と同郷でもあり津軽弁で熱演した松山は「本番中はどこか奇跡待ちで、今日は何が起こるんだろう?という期待をもって現場に向かった」と撮影を振り返っている。
WOWOW放送版では見られない、貴重な特別映像「もう一つのエンディング」も映画館限定で上映される。また、三谷、田中、小池、宮澤による副音声上映を公開日から全国の上映映画館の全上映回にて実施。三谷監督らと一緒に本作を見ているような感覚で、ドタバタの撮影秘話や緊迫のワンカット撮影を乗り切ったからこその心温まるエピソードを聞きながら作品を楽しめる。
公開初日を祝して、7月11日に東京・TOHO シネマズ日比谷で舞台挨拶を行うことも決定した。三谷監督、出演者が登壇し、ワンシーンワンカット撮影の舞台裏や劇場版の楽しみ方など語る。
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