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劇場公開日:

解説・あらすじ

「ちょっと思い出しただけ」の監督・松居大悟と「サマータイムマシン・ブルース」の脚本家・上田誠が初タッグを組み、法条遥の同名小説を原作にオール尾道ロケで映画化したSF青春ミステリー。

高校3年の夏、美雪の学校に保彦という少年が転校してくる。ある小説に憧れて300年後からタイムリープしてきたという保彦と秘密を共有することになった美雪は、彼に恋をする。7月21日、美雪は保彦にもらった薬を使い、10年後の自分に会うためタイムリープする。未来の美雪は過去の自分に、自身の著書だという本を見せるが、それは未来で保彦が出会う小説だった。過去に戻ってきた美雪は、この夏の保彦と自分の物語を書いて時間のループを完成させることを約束し、未来へ帰る保彦を見送る。10年後、ようやく本を出版した美雪は、過去からタイムリープしてくるはずの自分を待つが、なぜか一向に現れない。謎を探るなかで同窓会に参加した彼女は、同級生から驚きの真実を知らされる。

池田エライザが主人公・美雪の高校時代とその10年後を演じ、阿達慶が保彦役で映画初出演。物語のキーパーソンとなる美雪のクラスメイト・友恵役を橋本愛が務め、そのほか久保田紗友、倉悠貴、前田旺志郎、山谷花純、大関れいか、森田想、福永朱梨が同級生役で共演。尾道ロケ作品として有名な「ふたり」の石田ひかり、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾美としのりらベテラン俳優が脇を固める。

2025年製作/127分/日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス
劇場公開日:2025年6月13日

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映画レビュー

3.0物語の脇が甘い。惜しい。

2025年6月29日
iPhoneアプリから投稿

及第点。
時かけ原典への果敢な挑戦は買うが。
物語の脇が甘く、
広げた大風呂敷を畳めず幕。
主要4人に絞りタイトな筋なら
(原型を留めぬが)
青春の機微を豊潤に撮る快作だったろう。
演技演出が丁寧繊細ゆえ惜しい。
尾美としのり石田ひかり、か。
大林宣彦的「変さ」無き手堅さも敗因。

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きねまっきい

3.5意外と

2025年6月28日
スマートフォンから投稿

序盤のあっという間な展開とは打って変わって、中盤から??が増え、最後はなかなか難解なストーリーだったので楽しめた。
途中から突っ込みどころ多かったけど、俳優陣の芝居で何とか持っていた気がする。

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なこ

4.5すこぶる良作なタイムリープもの青春仕立てin尾道

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

いわゆるタイムリープものは、その設定自体に綻び(矛盾だったりご都合主義だったり)が見えてしまうと、途端に物語としての勢いが弱まってしまい、本来はその物語で表現したかったテーマやエンターテイメントまで安っぽくなりがちなので、無意識に心構えをしちゃうんですよね。

そのうえ本作は「尾道を舞台に、未来からやって来た転校生が、その時空間から現出した光景をヒロインに見られるも、ふたりだけの秘密として彼女と過ごす一夏の青春ストーリー、そしてラベンダーの香り」という出だしなので(オマージュかなパロディーかな)と、若干不安に駆られていました。大変申し訳ない。

ところがお約束のタイムパラドックスの縛りを提示しての、基礎となる世界線の物語が綴じる序盤、思いも寄らない展開からのタイトルコールで、ここまでが少々長めのプロローグだったことで、俄然、面白くなってきました。

とにかく脚本が丁寧。それぞれの登場人物たちの行動にはたしかな理由があり、それが中盤から終盤にかけて、塩梅よく開示されていき、今まで観ていた景色が一変していくカタルシスが味わえます。

さらに絵作りも丁寧。特に印象に残ったのは、同窓会二次会の帰りにみんなで船着場(かな?)に着いてから、それぞれの配置に着く流れが、違和感なくハマっていたのが気持ちよかった。

とにかく最後の最後まで丁寧に仕上げられていて、心地良い鑑賞体験ができますよー。

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ヘマ

3.5「チェリー」!

2025年6月28日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

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しろくま
OSZAR »